- 株式会社オウルテックはどんな企業?信頼していい?
- 片引き巻取り式ケーブルの評価は?
iPhone16が発売されました。iPhone15と比べて進化していたので買い替える人が増え、iPhoneユーザーの中でType-C率が増えると予想できます。
つまり、iPhone・iPad・AirPods・MacBookが全てType-Cで充電できるようになるわけで、そこで人というものは「ケーブルを1つにまとめたい!」と思ってしまうわけです。
そこで今回は、1つにまとめるケーブルの候補として、オウルテックの片引き巻取り式ケーブルkatamaki(Type-C to Type-C)をレビューしていきたいと思います。

理系大学院生として一人暮らしする私が解説します!
私は出先でのiPhone・iPad・AirPods・Macの充電はこのケーブルで行っています。
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株式会社オウルテックは日本企業
まずはオウルテックって信頼して良い企業なの?ということから話します。
Amazonでは【令和最新版】とか【2024新型】とか謳う企業がいますが、オウルテック(OwlTech)は平成4年創業の歴史ある日本企業です。
AnkerやUGREENに圧倒されている感はありますが、ケーブル・充電器・モバイルバッテリーから始まり、PC周辺機器・スマホ周辺機器・カーアクセサリーまで幅広く商品を展開しています。製品の強みとしては、温度試験・屈曲試験・摩耗試験に裏付けされた耐久性を掲げているようです。トレンドに乗っかってトンデモ回路を搭載したり、雑検品でケーブルを発火させたりするような企業でないことは確かです。
詳しくは公式サイトでどうぞ。
オウルテック katamakiのレビュー
ここからは本題で、オウルテックの片引き巻取り式ケーブルkatamaki(Type-C to Type-C)をレビューしていきます。

旅行用や持ち運び用に1つは欲しいケーブルでした。
◯ 絡まらない(当然)

当然のことですが、巻取り式なので普通のケーブルと違って絡まりません。
私自身、泊まり旅行の時はメッシュ素材のケーブル(2m)をぐしゃぐしゃにして持っていくのですが、目的地に着く頃には絡まっています。絡まないことをウリにしているメッシュ素材なのに絡まっています。
その点、巻取り式なら絡まないので素晴らしいですね。ケーブルの端子部分をぐいーっと引っ張るだけで絡まっていないケーブルが出来上がります。やはり絡まったケーブルをほどく作業ほど無駄なものはありませんね。
余談ではありますが、ドライヤーのケーブルも絡まりっぱなしなので、解決策を探しています。
◯ リール部分が邪魔にならない

巻取り式ケーブルによくあるのが、リール部分が中央にあるせいでたるんでしまうという問題です。
しかし片引き巻取り式ならば話が違います。リール部分を机の上に乗せられるため、ケーブルがたわまずに済みます。ケーブルがたわむと端子とケーブルの継ぎ目が曲がって壊れやすくなってしまうので、かなり嬉しい特徴です。
巻取り式ケーブルを使った人は誰しも小さなストレスを感じていた部分なので、これを解決したオウルテックには脱帽です。

◯ 壊れにくい

これこれェ!私が求めていたのはこれなんだよな………………………………………………..
巻取り式ケーブルは壊れやすいんです。例えば、左右同時にケーブルを引っ張らなければ、巻取りの機構がバグってケーブルが収納されなくなったり、絡まったりしてしまいます。安い巻取り式ケーブルはこういう理由で、段々と市場から消えていきます。皆さんも覚えがあると思います。
オウルテックのkatamakiは、名前の通り、片方のケーブルだけしか巻かれません。そのため、リール部分を持ってケーブルを引っ張れば壊れることはありません。そして5,000回の耐久試験により、壊れにくいことが保証された片引き巻取りケーブルが爆誕してしまったのです。
◯ ぎりぎりコンパクト

Amazonのレビューでは、予想外の大きさにびびっている人が多いみたいです。私の印象としては「最初は大きく感じていたが、いつの間にか小さく感じていた」が正直なところです。
私も、買った当時(2023年12月)は「なんかでかくね?」と思いました。思ったのですが、よく考えるとAnkerの充電器くらいの大きさなのです(そして充電器より軽い)。Ankerの充電器を「大きい」という人はなかなかいないはずです。こいつらは運命共同体としていつも繋がっているので、このカタツムリでPCやパソコンをいつでも充電できると考えれば、コンパクトと考えることができるでしょう。
△ ちょっと短い
私が、家で2mのケーブルを使っているからかもしれませんが、長さがちょっと物足りないときがあります。
カフェみたいに席に1つコンセントがある場合は長さを気にしなくていいのです。しかし、デスクの下にコンセントがあるとか、席と席の間にしかコンセントがないとか、そういう場合は短く感じるかもしれません。なんせ1m無いので。
✕ ケーブルにしては高い
Anker、UGREEN、Amazon Basicという強豪ケーブルがいる中で、thunderboltでもないただのType-Cケーブルが2,400円(2024年9月24日現在Amazon)は高めですね。
2,000円って、安いケーブルならthunderbolt4までついてる価格帯ですからね。しかし、デスクトップ環境を整えるために大量に買うとかではなく、旅行用や携帯用に1つ巻取り式を用意しておく想定ならば、値段の高さはあまり気にならないのかなと思います。
あと、一応Power delivery対応で最大で60W充電できたり(初めて知りました)、温度センサーで過剰な発熱に対応できたり(初めて知りました)、ちょこちょこお金がかかる機能が搭載されています。この機能を持った巻取りならば、2,000円はまぁ許せる値段ではないでしょうか。
まとめ:カバンに常備するケーブルとしてありがたい
今回はオウルテックの片引き巻取り式ケーブルkatamakiをレビューしました。
ケーブルにしてはちょっと値が張るものの、巻取り式ケーブルの中では最高峰の品質・耐久性を誇るケーブルです。旅行用とか、持ち運び用とかに1つ持っておくと便利だと思います。実際に私も2023年12月に購入して以来、カバンにずっと入れています。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
他にもガジェット・キッチン・ソフトウェアについて生活を改善するための記事を書いているので、読んでみてください。
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